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2026.03.22 /ブログ

子どもが「やる気がない」「勉強しない」ときの原因と対応|実際の回復事例

先日、保護者の方からご連絡をいただきました。
昨年少しだけ関わらせていただいた生徒さんが、
無事に志望校に合格されたとのことでした。
まずは本当におめでとうございます。

子どもが「やる気がない」「勉強しない」と感じるとき、
その背景にはさまざまな要因があります。
今回は、実際に「もうどうでもいい」と話していた子どもが、
進路を選び直すまでの経過をご紹介します。


「もうどうでもいい」という状態から

その子と出会ったのは昨年のことです。

成績不振から使いすぎていたスマホの没収をきっかけにご家庭での関係が崩れ、
部活動もやめ、「もうどうでもいい」と話していたそうです。

ご家族との会話も難しくなり、家を壊してしまうほど、
気持ちの整理がつかない状態でした。


会ってみると「普通の子」でした

実際に会ってみると、
特別に何か問題があるようには見えませんでした。

会話すればちゃんと返してくれる、素直な子でした。

だからこそ思ったのは、

「何かが間違っている」のではなく、
安心できる状態が崩れてしまっているだけなのだろう、ということです。


心がけていたことは、とてもシンプルです

関わる中で意識していたことは、
特別なことではありません。

・その子の存在を否定しないこと
・できていないことを指摘しないこと
・無理に変えようとしないこと

また、数学に苦手意識を持っていたため、
たとえできなくても否定せず、
「そのまま」を受け止めることを大切にしていました。


どうしても私たち親、大人はどうしても自分の経験から子どもたちの行動を「良い」
「悪い」と二元論で振り分けてしまったりするものです。


そうすると人は「この人は私を変えようとしている、コントロールしよう
としている」と無意識に感じてしまい、「危険だ」「話を聞きたくない」
となってしまうことがあります。


短い期間でも、変化は起きる

関わらせていただいた期間は、
2〜3週間ほどでした。

長い時間をかけたわけではありませんが、
その中で少しずつ「やる気」を取り戻し、
再び進学塾に通える状態になっていきました。


子どもは、自分で戻る力を持っている

今回の出来事を通して改めて感じたのは、

子どもは本来、
自分で戻る力を持っているということです。

ただ、その力は

・安心できない環境
・否定される関わり
・変えられようとする圧力

の中では、発揮されにくくなります。


最後に

今回の合格は、
その子自身が自分で選び直した結果だと思っています。

私たちができることは、
何かを与えることではなく、

その力が発揮される状態を邪魔しないことなのかもしれません。


のびのび遊心学舎では、
これからも子どもたちが安心して学べる環境を大切にしながら、
一人ひとりが自分のペースで進んでいけるよう関わっていきます。